家庭に水素が送られてくるようになるかも?
水素を利用した燃料電池の開発が進んでいます。試験的に水素式の燃料電池自動車が、じっさいに走っています。これらの自動車は、排気(はいき)ガスのかわりに「水」を出すだけなので、とてもクリーンなエネルギーなのです。
水素式燃料電池自動車は、空気中から酸素を取り入れ、ボンベなどにつめた水素と化学反応させて走っています。酸素は空気中の約20%をしめますが、水素はわずかしかふくまれていないためです。
しょう来、燃料電池自動車がふえれば、ガソリンと同じように水素をはん売する「水素ステーション」がふえるでしょう。すでに都市部では水素ステーションが設置されているところもあります。
また、家庭で使う電気を自家発電するために、ガスや水道と同じように各家庭に水素が送られてくる時代がやってくるかもしれません。じつげんに向けて、技術(ぎじゅつ)の向上や安全性の問題解決のための研究が続けられています。
燃料電池では、水素と酸素の化学反応がゆっくり起きていました。この反応が一瞬(いっしゅん)で起きたらどうなるでしょうか? 4時間目の実験で見てみましょう。
